「サブスクを見直したほうがいいのはわかっているけれど、何から手をつければいいかわからない」と感じていませんか。
我が家も同じでした。動画に音楽、新聞にメモアプリ。1つひとつは数百円から数千円なので、「まあいいか」と払い続けていました。
見直しのきっかけは、YouTubeチャンネル「両学長 リベラルアーツ大学」で、固定費を見直す大切さを知ったことです。2023年に3つのサブスクを解約し、2025年にはJAFも解約しました。4件すべてを解約した後の固定費を年換算すると、合計で年間84,720円、約8.5万円の削減です。
この記事では、我が家が実際に解約した4つと、判断のときに使っている「重複チェック」という考え方を紹介します。あわせて、固定費をどの順番で見直すかについては家計の固定費を見直す順番|まずスマホ代から始めるのがおすすめな理由でも紹介しています。
我が家が解約した4つのサブスク・会費一覧
先にお伝えしておくと、我が家が解約したのはこの4つだけです。何十個も契約を整理したわけではありません。
| サービス | 解約時期 | 当時の料金 | 代わりにしたもの |
|---|---|---|---|
| Spotify | 2023年 | 月額980円 | YouTube Premiumに含まれるYouTube Music Premium |
| 日経新聞(紙の宅配) | 2023年 | 月額4,900円 | ネットでの情報収集 |
| Evernote(有料プラン) | 2023年 | 月額680円 | Googleドキュメント+1Password |
| JAF(個人会員1名+家族会員1名) | 2025年 | 年額合計6,000円 | 自動車保険付帯のロードサービスで足りると判断 |
※金額はいずれも解約当時のものです。現在の料金は各サービスの公式サイトでご確認ください。
※年間約8.5万円は、4件すべてを解約した後の1年間あたりの削減額です。2023年または2025年の1年間だけで84,720円削減したという意味ではありません。
内訳は次のとおりです。Spotifyが980円×12か月=11,760円、日経新聞が4,900円×12か月=58,800円、Evernoteが680円×12か月=8,160円、JAFが年額6,000円。合計で84,720円です。
判断基準は「すでに持っているもので代用できないか」
サブスクの見直しでいちばん悩むのは、「解約して後悔しないか」だと思います。我が家で結果的にうまくいったのは、使う頻度を考えるより先に、「すでに持っているもので代用できないか」を確認することでした。
ただし、似た役割のサービスが見つかったからといって、すぐに解約したわけではありません。似た役割のサービスが見つかったら、機能や利用条件の違いを比較します。我が家では、解約によってなくなる機能や不便を確認したうえで、影響が小さいと判断できたものから解約しました。
この記事では、その流れを「重複チェック」と呼んでいます。順番は次のとおりです。
- 契約しているサービスを洗い出す
- 似た役割のサービスがないか確認する
- 機能や利用条件の違いを確認する
- 解約すると失うものを確認する
- 我が家にとって影響が小さいものだけ解約する
解約した4つのうち3つは、この考え方で判断できました。
サービスの重複:YouTube PremiumがあったのでSpotifyを解約
我が家はYouTube Premiumを契約しています。YouTube Premiumには、YouTube Music Premiumの特典が含まれています。我が家の音楽の使い方ではSpotifyと役割が重複していると判断し、Spotifyを解約しました。
SpotifyとYouTube Music Premiumは、配信されている楽曲やプレイリスト、操作性、おすすめ機能などに違いがあります。そのため、YouTube Premiumを契約していれば誰でもSpotifyが不要になるわけではありません。我が家の場合は、YouTube Music Premiumで代用しても困ることはありませんでした。
YouTube Premiumを学習目的で契約していた経緯や、解約前にYouTube Music Premiumを試した流れは、YouTube PremiumでSpotifyを代用できた話で詳しく紹介しています。
ロードサービスの一部が重複:我が家の使い方では自動車保険で足りると判断
JAFは私が個人会員、妻が家族会員で、年会費は合計6,000円でした。自動車保険の内容を確認すると、我が家が必要としていたロードサービスが付帯していました。
ただし、JAFと自動車保険のロードサービスは、対象となる人や車、利用回数、対応範囲などが同じではありません。我が家では、自動車保険のロードサービス内容とJAFの会員優待を使う頻度を確認し、年会費6,000円を継続しないと判断しました。会員優待の割引券は少し使っていましたが、使えるお店と回数が決まっていて、それほど恩恵は感じていませんでした。
解約を検討する場合は、自分の自動車保険のロードサービス内容を確認してから判断してください。
JAFと自動車保険のロードサービスの違いや、解約前に確認したいポイントは「JAFを解約した理由|自動車保険のロードサービスと重複していないか確認した話」で詳しく紹介しています。
既存サービスへの移行:Googleドキュメントと1PasswordでEvernoteを解約
Evernoteの有料プラン(月680円)は、メモの置き場所を無料のGoogleドキュメントに変えることで解約できました。Evernoteにはパスワードに関する情報も書いていたため、その用途はパスワード管理ツールの1Passwordに分けました。
1Passwordは有料サービスですが、Evernoteを解約する前から利用していたため、今回の移行で新たな費用は発生していません。用途ごとに移行先を分けたことで、解約後も困っていません。
約30件の情報をどう移したかや、パスワード関連の情報を1Passwordへ分けた流れは、Evernoteの有料プランをやめてGoogleドキュメントへ移行した話で詳しく紹介しています。
重複チェックに当てはまらなかったもの
日経新聞(紙の宅配版・月4,900円)だけは、似た役割のサービスがあるかどうかでは判断できませんでした。代わりに考えたのは「料金に見合った使い方ができているか」です。
我が家の場合、ネットから情報を得ることが増えていて、月4,900円に見合うほど読めていないと感じたため、解約を決めました。似た役割のサービスが見つからないときは、この基準で考えると判断しやすくなります。
解約までにどう考えたか、実際に不便だったことは、日経新聞を解約して不便だったこと|月4,900円を見直した我が家の判断基準で詳しく紹介しています。
解約して困ったこと・困らなかったこと
SpotifyとEvernoteは、代わりのサービスへ移行した後も困っていません。
JAFについても日常生活で困ったことはありませんが、解約後にロードサービスを利用する場面はなく、実際の対応を比較したわけではありません。自動車保険にロードサービスが付いていることを確認したうえでの解約でしたが、使い勝手を比べた体験があるわけではない点は正直にお伝えしておきます。
日経新聞については、不便が残りました。新聞販売店に希望するチラシを特別に入れてもらっていたのですが、解約とともにそれもなくなりました。大きな後悔ではないものの、「解約すると何を失うか」まで確認してから決めると、後悔しにくいと感じています。
よくある質問(FAQ)
Q1. 解約するかどうか迷ったら、何から確認すればいいですか?
まず「すでに持っているもので代用できないか」の確認がおすすめです。似た役割のサービスが見つかったら、機能や利用条件の違いと、解約すると失うものを確認します。そのうえで影響が小さいと判断できたものから解約すると、迷いにくくなります。
Q2. 解約して、また必要になったらどうすればいいですか?
多くの月額制サブスクは再契約できます。ただし、解約すると保存データ、プレイリスト、旧料金、割引、会員特典などを引き継げない場合があります。解約前に、データの保存方法や再契約時の条件を確認してください。
Q3. 契約中のサブスクはどうやって洗い出せばいいですか?
月払いだけでなく年払いの契約も見つけるため、クレジットカードや銀行の明細を少なくとも過去12〜13か月分確認するのがおすすめです。アプリ内課金は明細に「APPLE」「GOOGLE」とだけ表示されることがあるため、スマホの設定画面からサブスクリプションの一覧もあわせて確認すると見落としが減ります。
Q4. 家族が使っているサブスクも解約していいですか?
家族が使っているものを勝手に解約すると、トラブルのもとになります。使っている本人に確認し、相談してから決めるのが安心です。
まとめ:全部やめる必要はない。まず「重複」から探してみて
すべてのサブスクを無理にやめる必要はありません。我が家がしたのは、契約を洗い出し、似た役割のサービスがないかを確認し、解約すると失うものを確かめたうえで、影響が小さいものだけを見直すという流れです。
その結果として解約したのは4つだけでしたが、4件すべてを解約した後の固定費を年換算すると、年間約8.5万円の削減になりました。
そして、固定費の見直しでもう1つ効果が大きかったのが通信費です。我が家は家族4人でドコモからmineoに乗り換えて、月約1万円・年約12万円の削減になりました。通信費の見直しはこちらの記事で紹介しています。
【実体験】ドコモから家族4人でmineoに乗り換えて月1万円節約できた話|手続きはネット完結
最終更新:2026年8月


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